こんにちは。 薄い雲から、青空がのぞいています。まだら模様に光が庭を照らしています。久しぶりの清々しい空気です。 この三日ほどで、草が一段と大きくなりました。細い煉瓦の道をふさいでいます。歩くと冷たい雨露が足元を濡らします。 いくら密植してあっても、雑草はいつのまにか根をおろし、大切に育てられている乳母日傘の草花の横で、流れ者の逞しさを誇っています。雨に柔らかくほどけた土です。抓んで引っ張ると、雑草はあっさりと抜けます。拍子抜けのような、少しあわれのような、不思議な気分が一緒に抜けてきます。 小さなキッチンガーデンにも、この雨は恵みでした。人参の葉っぱがぐんぐん伸びて、もう少しで隣に植えたパンジーに追いつきそうです。シシトウや唐辛子には白い花が付きました。植木ばちのコールラビは、説明書の通り、茎が膨らんできました。まだビー玉ほどですが、テニスボールの大きさになったら収穫です。カブに似た、大きさと形ですが、根菜ではないので、成長が見えるところが楽しいですね。 コボレダネのネモフィラが最近またよく咲いています。曇り空に低めの気温がそうさせるのでしょうか。それは嬉しいですが、やはり梅雨、湿気と、もったりとした温度で物が腐りやすいですね。蕾のままかびている花の蕾を見つけました。食中毒の起こりやすい季節ですね。気をつけないと。 6月26日 淳子 |