おはようございます。 二番花というのですか?春に咲いて切り戻した植物が最近、チラチラ咲いています。花も小さく、その数も少ないのですが、緑の中に散らし置いた色が暑苦しくなく、好ましいです。 だいたいもともと、そんな花が好きなのだ、と今更のように思います。茎が細いもの、花が小さくて繊細なものが好き。私にとっては、花が大きくなればなるほど、その色も花弁も薄くなくてはいけないのです。 3度目のバラ苗注文の時、やっと自然に好みの花を選べました。薔薇はこうでなくてはいけない、と言った先入観から解き放たれたのかもしれません。そう思えば、虫たちに蕾をかじられても葉を食い尽くされても、それがこの庭での自然な姿と甘受しようと思います。きちんと土を作って、毎朝虫をチェックして、指先をすこし緑にして、それでも運良く生き残った虫がいても、仕方ないかな、と。 今朝はなぜか4時に目が覚めました。空がだんだん白んでいくのと、鳥の声がだんだん近づくのを、感じながら、目覚ましのベルが鳴るまで、ゴロゴロしていました。そんな贅沢な序奏のおかげで、庭に出ると体は、すっきりと爽やかです。涼しい風が最高に美味しいです。 それで、こんな優しい気持になれたのかな。 つるなしインゲンにピンクの花を見つけました。花が終わってから、ホワイトコーナーに移植したナデシコが白い花を咲かせました。嬉しくて近寄ると、黒点で葉を随分落としたグラミスキャッスルに黄緑色の新しい葉と蕾がありました。ナデシコが教えてくれたようです。 メアリーローズも一回目よりたくさんの蕾がついています。今朝、ゾウムシは見つけられませんでした。 7月15日 淳子 |