おはようございます。 12月クリスマス前にこんなに降るのは、約束違反だ!と叫びたい気持です。いくら昼間晴れる日が続いても、気温のそう上がらないこの時期です。30センチも積もった雪は、やすやすとは、消えないでしょう。 外に出るため、勝手口から長靴を持ってきました。息子が小学校の時に履いていた物です。ここ数年は、私の庭仕事用になっています。厚い靴下の足にはちょっと窮屈ですが、穴はあいていないので、十分使用に耐えます。でも相棒は時々、庭にいる私の足元を見ては、「何にでもカッコ付けたい人が、その長靴?」と笑いました。 イギリス製・・シックな緑・・そんな気のきいた長靴。欲しくないわけではありませんでしたが、息子のお下がりを、なぜか捨てるに忍びなかったのです。 その長靴を履いて居間からテラスに出ました。パーゴラの柱の屋根から、融けて落ちた雪でテラスは凍っています。滑らないように気をつけて、誰も歩いていない雪の上に降ります。少し固くなった雪の上を歩くと、ザクザクと心地よい音、ほんの少し抵抗があって雪に足が吸い込まれます。なのに、ちっとも冷たくはありません。 赤いウメモドキの実が、木に残っているのを見つけました。これを目にして、雪ウサギを作ったら可愛いと思いました。 あとで色と形の良い実を選ぼうと、手当たり次第、木からもぎ取りました。鉢に雪を詰めて実を乗せたら、もうそれで雪の冷たさに悲鳴をあげました。 いくら足元が暖かくても、手袋がないと、雪ウサギも雪だるまも作れそうにありません。毛糸の手袋、確か息子が小さい頃はめていたのが、どこかにあるはずです。見つけてみようかしら。 12月18日 淳子 |