ニーレンベルギア

ニーレンベルギア Nierembergia rivularis

銀盃草(ギンパイソウ)と和名で呼ばれます。
花径が3センチほど
太陽に向かって咲くと、平たい杯のようです。
花茎は3センチほどしかありません。

はじめてこの花を見たのは、
20年程前、赤ん坊だった息子をつれて散歩に出かけた先の
小さなお寺の境内でした。
びっしりと白い花が敷き詰めたようになっていて
こんな花があるのだとびっくりしたのを覚えています。

そのお寺には、立派な藤もあって
その藤をバックに丸々と太った息子の写真が残っていますが
ニーレンベルギアの写真はありません。
あの頃、植物に興味がなかったのですが
花の印象だけは残っています。

我が家にニーレンベルギアが来たのは、それから10年ほどたって
知人からもらいました。
お寺の境内のようにびっしりと咲くことはありません。
いつも近くをほじくり返されていますが
適当に広がって
ぽつりぽつりと、好きな場所で咲いています。

2005年6月25日


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