以前のは、何年か前に、テーブルから落下させてしまいました。
こんなものをどうやったら落とせるの！と叱られなくても
粉々に割れた中瓶、それだけなら交換できたのに、
外側が大きくボコリとへこんでしまったのを見て
我ながら、なんと、がさつ粗雑な人間だろうと、心底情けなくなったものでした。
それからは、子供の水筒、いただきもののステンレスポットなどを騙し騙し使ってきました。
騙していたのは自分の気持ち、
あの子がいたらなぁとポットならぬペットのように可愛がっていたのだから・・・・。
（なのに割っちゃった）
それがこの冬、偶然にも我が家に再びやってきました。
以前のもののように裾つぼまりでなく、安定感のあるデザイン
顔つきは前のジュエルクロームと瓜二つです。
大理石風なシンクトップもない
レンガもタイルも張っていない
ちっともお洒落じゃない普通のキッチンですが
ステンレスと、木のものと陶器
できるだけ、それだけの素材でまとめた、私には居心地のよいキッチンに、
再び、私の可愛いペットのポットがおすまし顔です。
