6 春のバラクラ 2001年5月2日
到着したのが、朝9時半ということもあって、バラクラは、まだ半分準備中。大きな温室のようなティールームも閑散と。スタッフがテーブルに一つずつ、赤銅色の観葉植物を置いて行くのを眺めながら、紅茶とスコーンを頂きました。 |
落葉松に薄緑の靄がかかリはじめた、ここは、標高1100メートル、霧雨でも降れば、冬の上着が欲しくなります。
煉瓦の壁につたうバラ、あと二月たつと、どんな色と香りに満ちるのでしょう。 |
花といえば、まだ、パンジーと球根植物だけの庭。
でも、初夏を彩る植物が個性的な茎や葉を伸ばし始めています。
シャクヤク、ルピナス、アジサイ・・・・我が家のそれらと比べて、ああ同じくらいね、と安心します。
大きなパンジーの絨毯やハンギングが冬の間の勤勉さを語るようです。 |
スイセンが満開でした。背の低いフリチラリアと何かおしゃべりしています。
バイモは、姿勢がよいこと!一つ一つは地味な花ですが、群生させると幻想的。
なんと言う花かしら、優しい春の色の中に白が引き立ちます。
西洋芝の中にブルーの点々はムスカリ。
どれも広い庭ならではの植物のあしらい方ですが、学ぶ事はたくさんあります。
バークの小道の先には何があるのか、どこまでも辿ってみたい気分になりました。