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 こんにちは。

 乾きかけた石畳を嫌うように、空は明るいまま、シトシト雨が落ちてきました。誰が作戦会議のタイムを要求したのでしょう。虫は葉陰へ、、トカゲは繁みへ、雀は軒下へ、私は部屋へ、それぞれじっと庭の様子をうかがって、ヒソヒソ話でしょうか。それにしても、タイムが多すぎます。試合時間よりタイムが長くて、空に向かってブーイングしたくなります。

 短い試合時間に、私が急いでこなした事は、ツルなしインゲンの定植です。

 素敵なお友達から頂いた、インゲンの種が発芽しました。お豆は紫色でした。お豆がパッカリ割れて、本葉が伸びたので、早速用意してあったコンテナに植えました。

 大き目のコンテナには、真っ白なペチュニアとレモン色のナスタチュームが一足はやく、根付いています。何も植えていない土だけ入ったコンテナを、一緒に入れておいたので、それを取ってインゲンを植えました。鉢を抜くと、もうナスタチュームとペチュニアの根が壁のようになっていました。旺盛な成長に驚いて、でも、この二つは、野菜のよきパートナーになる筈と期待しています。

 どのくらいしたら、どんな色のサヤがなるのかしら。考えながら、石畳を歩きます。この辺だったっけ、注意深く見ても、もう、雨で流れたのか見つけられません。数日前に見た、自然の押し花。石畳にポリジの押し花

 見つけたとき、ハッと胸をつかれました。最初は珍しくて大切に思った花も、コボレダネでいたるところから現れ、棘棘の茎と下ばかり向く花に、抜いちゃうぞと意地悪な気持ちになっていました。「あなたが忘れても、石に刻んで化石になるワ」なんて言ってるようで。

 昨日、お邪魔したお宅で美味しいハーブティーの中に、ポリジの花が浮かんでいました。ちょっとした心遣いが優しい潤いをもたらすのですね。

 インゲンも、ちゃんと食べるぞ!     6月19日 淳子