こんにちは。 ここでこんなに暑いのだから、さぞかし南の地方は大変だろうと、思っています。 梅雨の中休みは、空気が乾ききらず、風も熱を持って吹いてきます。こんな日は、クーラーを弱くかけた部屋で、お昼寝でもしたいものです。でも今寝たら、中途半端。寝起きでご機嫌の悪いまま仕事・・・では良くないですね。ここはぐっと我慢して、むしろ熱い紅茶で眠気を覚ましましょう。 テラスのテーブルには、いつも小さな花瓶を置いてあります。花柄摘みで一緒に切ってしまった蕾や、雨で横倒しになった花茎や、葉のために咲かせたくないハーブの蕾を、無造作に放り込んでいます。いつかは、たっぷりとバラの花を挿したいものですが。 ソファーにもたれて庭を眺めると、その小さな花たちがまず目に入りました。陽射しのきつい庭の、すこし疲れたような、物憂げな草たちとは対照的に、日影の花瓶の花はみずみずしく咲いていました。 ハツカダイコンの白い花がうっすらピンクを帯びていること、ルーの黄色い花が花弁とシベで綺麗な米印を作っていること、ジョンソンズ・ブルーに白いすじがくっきり入っていること、新しい発見です。 絵心があったら、スケッチするのに。 7月3日 淳子 |