こんにちは。 朝5時には、庭は深い霧の中でした。これがそのまま細かい雨になるのか、と思っていたら、2時間後には、すっきりと日の差す庭になっていました。 霧で空気が洗われたか、まるで秋の空のような澄んだ青空が見えます。ところどころ、千切った薄い雲が、空に奥行きを感じさせます。 陽射しは斜め上からさし込み、小さな庭に影と日向の絶妙なバランスをつくります。様々な形の草の葉が、光を受け止めては跳ね返し、これ以上優しく吹けない風に揺れています。本当の夏の朝を感じました。  昨日は、美しい夏の夕暮れでした。夕焼けがまだ薄いピンクの頃、まん丸な月が静々と昇ってきました。月が輝きを増すのと、夕焼けが色濃くなるのと、空の競演に見とれていると、お腹を空かせたギャングたちが騒ぎ始めました。今朝、涼しい空気を切って自転車で駆け下りるギャングを見送って、またゆっくり昨日の続きの空を、庭に見ています。2年目のホリホックです。(右写真） 庭を見つめてそれをホームページに記録して、3回目の夏です。同じ時期に同じ花が咲いて・・・。いつか書くことがなくなるかしら、それは1年かしら3年かしら、そう思っていつのまにか3年ですね。 今年のメダカは元気、動きが機敏、すごいスピードで泳ぎます。池に色々な草を入れたり、溶岩で浮島を作ったせいか、隠れ場所が出来て安心なのでしょうか。 こんなふうに、まだまだ発見に事欠かない庭です。どうやら、もうしばらく手紙も続きそうです。 7月5日 淳子 |