おはようございます。 今日も暑くなりそうな陽射し、でも涼しい風です。少し前まで夏は後ろから来ていたのに、今では私を通り越しました。風は前から吹いてくるので、しばらくは夏の匂いにむせているのですが、風向きがかわった時には、夏は随分離れてしまった事に気付き、嘆くのでしょう、きっと旧のお盆くらいに。 このスカビオサは種から蒔きました。(右写真)花びらの取れた後、茶色い汚れたような花柄を慌てて取ってはいけません。見所はここからです。花より大きく丸く育つと、本当にくすだまのようです。花壇にあって美しいか、と尋ねられると即答しかねますが、かなり渋い、とだけ答えましょう。我が家では、色の綺麗な、花を観賞する(!)スカビオサと、緑色の花のヒャクニチソウに、はさまれて、咲いています。花は薄い水色、葉は黄緑色、どこをとっても控えめな姿なのに、種だけが個性的です。 他にも面白い種の形のものがありますね。たとえば、ゲンノショウコやフウロソウ、ニゲラ・・・。モナルダも霜のおりたピンクッションに去年喝采の声があがりました。今はまだ、細い花弁の針が刺さっていて、と見えたのは私だけで、相棒は、はげ頭の変な花ですって。 とてもとても地味だけれど、色を付けたらどんなにか可愛い手毬になるだろうと思ったのは、アセビです。小さなアラレの様でもあるけれど、口に入れてはいけません、猛毒です。 7月23日 淳子 |