おはようございます。 「大変大変、寝過ごした!」その慌てぶりが、まるで不思議な国の、あのウサギのよう。でもちょっと肥え過ぎてるか、と横目で見て。 さて、私は庭に出ます。耳にヘッドホンを当て静かになった太りすぎのウサギは放っておきましょう。 今朝の冷え込みを予想して、クロボウシとゼラニュームは昨夜のうちに家の中に取り込みました。心配された遅霜はなかったもの、この寒さではいつもの蛙たちも、茂みの中に潜って固まっているのでしょうか、声も聞こえません。 忙しいのは、シジュウカラとヤマガラだけ。かわるがわる飛んで来ては、ひまわりの種を、良い音をさせて突付きます。しばらくすると、やはり常連のツグミがほとんど干からびたリンゴを突付きにやってきます。 車の出払ったお隣の駐車場に不法侵入して、そこから家の庭を眺めます。私も小さくなったアリスのような視線。土留めにちょうどカメラを載せられます。お隣のほうが1メートルほど低いおかげです。 小さなアリスに探検させたいような、曲がりくねった道が見えました。太ったウサギとお茶したい場所も見つかります。 でも、うちのウサギは花粉症だ。かわいそうに、まだお庭にマスクなしでは出られません。 7時前から始まった、ラジオの英語講座が終わって、「おなかがすいたよー。」と。ウサギも鳥も相変わらず食欲旺盛です。 4月26日 淳子 |