こんにちは。 朝、障子を開けたら、太陽が山の縁から金色に輝いているのが見えました。 日の出が遅くなりました。5時35分でした。 日差しは、お隣の紅葉の葉と、うちのシャラの葉を通り抜けて、 壁に綺麗なシルエットを見せています。 暑すぎていた光も、この頃ではずいぶん穏やかになりました。 でもまだ直接当たるのは、避けたいです。 庭に出ても、足は知らず知らず日影を探しています。 鮮やかに咲いたデルフィニュームや、薄ピンクのバラは、 隠れる場所なく太陽にさらされて、 目には美しくみせても、画像に撮られることを拒否しています。 仕方なくカメラは置いて、昨日の続きのバラの葉むしりをはじめました。 細かい枝が絡んだところに手を入れて、さんざん切り傷をこしらえたので 今朝は用意しておいた皮の手袋をはめて作業しました。 枝に、こすっても触っても、バラの棘を感じません。 こんなに具合の良いものなら、もっと前からちゃんとはめるべきでした。 せっかく、しっかりした手袋をしているのだから 気になっていた草の移動をしました。 お隣との境ぎりぎりに種をこぼした、マーシュマロー(Althaea officinalis) 去年から咲くようになりましたが うちからまったく見えません。 お隣の敷地から良く見えます。 やっぱり自分の庭で見たいので 細い土留めの上に乗って、込み入った植木と草に注意して、 土留めの片方は1メートル下にコンクリート ハラハラしながら 何とか掘り上げ、移植しました。 マーシュマローは薄いピンク色で、蕊が紫の綺麗な花が咲いていました。 葉は柔らかいビロードのようです。 折れてしまった花先を冷たい水に入れて お菓子のマシュマロはどうやって作るのかしらと思いながら眺めました。 温かいココアに浮かべたマシュマロ、 水に挿したマーシュマロー 同じだなんて、魔法のようです。 庭も魔法にかけたようにそのうち変わります。 8月29日 淳子 |