水仙 Narcissus
実は、水仙についてあまり興味がないのです。
家にあるのが、西洋水仙か日本水仙か
ましてや品種の名前もわかりません。
なんで、ここに水仙を植えたのかさえ忘れています。
メジャーな植物は一通り植える事が使命感だった「庭作り初期」に、植えたはずです。
大きく黄色く咲いた水仙に「しまったぁ！」と思いましたが
そのはっきりした黄色い水仙は、いつのまにか消えてしまいました。
今は、写真のものと、白とクリーム色の、もっと花の小さい房咲きの花があります。
小さい房咲きの方が、狭いうちの庭には向いていると感じます。
なので、花の大きいものは、咲くとすぐに切って飾ります。
特にこの八重のものは、花が大きいせいか
花茎から地面に倒れてしまいます。
さて、私が水仙を好ましく思うのは、花よりその葉っぱです。
雪解けの頃に鋭い矛先を天に向けて現れる小刀のような葉、
春の足取りをグラフで表すようにグングン伸びる葉、
寒さに強いといわれる他の植物でさえ
慎重に緑の顔を出すのに
水仙はあっという間に、庭の一画をたっぷりと緑にしてくれるのです。
なんておりこうなんでしょう。
2005年4月25日
