エビネ Calanthe discolor
鉢植えにしてあったエビネを実家から貰ってきて
庭に植えたのはもう5年以上前になります。
乾燥を嫌うので、
半日陰の腐葉土たっぷりの場所に植えてあります。
花が咲いたあと、葉は大きくなって地面を覆うように広がります。
出たての葉は、このようにきれいですが
大きくなると、縁が茶色く虫食いっぽくなってしまいます。
でも、それが、様々な枯葉が重なる山の斜面にあっただろうこの花の姿を
思い起こさせます。
多くの山野草が乱獲によって、自然での姿を減らしていますが
このエビネも、まさにその代表。
我が家の建つ住宅地は、開発される前は、ただの林だったのだから
まぁいいか・・・とおもいつつ
庭に咲いたこのエビネも、どこかで誰かが採取したものなのかなぁと
少し複雑な気分になります。
2005年5月22日
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