シャラノキ Stewartia pseudo-camellia
15年程前に庭師さんに植えてもらって、残っている数少ない木の一つです。
当時シャラノキは庭木として人気が出てきた頃で
庭木に詳しい友人が
あんな雑木は昔は値段なんて付かなかったのに・・、と言っていました。
植えてもらったときは、今の四分の一ほどの大きさでした。
すっと高く伸びた木を想像していたら
私の背丈より低い、か細い木が植えられて
なんてけちな!と内心憤慨したのですが
今思えば、幼木を植えて着実に根付かせる
良心的な庭師さんだったわけです。
今では、1階の屋根より高く、大きくなりました。
椿そっくりの花を初夏に咲かせます。
でも花はすぐに落ちてしまうので
地面に落ちた花を見て
あ、咲いているなと気がつきます。
樹皮がめくれるスベスベの木肌とまっすぐな樹形が美しいです。
紅葉も見事です。
2005年7月3日