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庭の変遷 その16 2002年4月


玄関脇から裏に回るスペースの手入れ

玄関脇 玄関脇の小さなスペースは、10年以上前に庭師さんに植えてもらった黒竹と笹だけでした。

庭つくりをするようになって、玄関脇の黒竹の根元に桐生砂や土や庭から掘り出した石を使ってロックガーデンにしました。日当たりはあまりよくないのですが、それでもまぁまぁなんとか小さな山野草が花を咲かせました。ところが、背の低い山野草たち、せっかくの花は家を訪れる人には気が付いてもらえません。
庭でなら、しゃがみこんで眺めていても、落ち着いていられるのに、私も玄関先ではなんとなく落ち着きませんでした。

それで、ここのスペースを半分レンガ敷きにして、コンテナを並べました。小さな山野草も浅いコンテナに植えて、テラコッタの台に載せて、これなら良く見えます。レンガの並べ方はバスケットと呼ばれるものです。
山野草の寄せ植え 浅いテラコッタの鉢に植えた山野草は、開花中のカラマツソウ(写真ピンク)、黄緑色が綺麗であまり大きくならないフェスツカの一種、頂きものの小さくかわいらしいオキザリス・エネアフィラコケモモ石立ホタルブクロイチリンソウなど。

オキザリスとイチリンソウには、蕾があります。(写真には写っていません)
玄関脇と裏庭 コンテナ越し、お隣との敷地の境に、昨年花が終わって植えた、チューリップが咲いているのが見えます。

お隣の敷地は1メートルほど高く、まだ土留めをしていないので、自然な土手の感じになっていて、なかなか感じが良いです。ツクシとスギナがいっぱい、夏には茂ったクズがこちらまで蔓を伸ばしてきますが。

チューリップが咲くということは、日当たりもそれほど悪くないのだと思いました。ポットに植えたままのミントを植え込んだり、何色の花が咲くのか分からない草苗を植え込みました。

南の庭は草取りもだいぶ楽になり、スギナもほとんど姿を消しましたが、こちらは草苗よりスギナが幅を利かせています。
裏庭、というイメージでワイルドでおおらかな草むらにしたいです。花色もこだわらず、何でもあり(笑)で。

3月に比べて緑が多くなったとはいえ、ぽつぽつと咲いている花で、庭全体の写真を撮ると、ちっとも冴えません。。。。人間の目は、なんてすごいのかしら、と思います。

ここでご紹介するのは、表庭のロックガーデン山野草コーナーです。3月に、冬のあいだにたまった落ち葉や枯草をどけると、何もなくなったかの様に見えたここも、個性的な葉っぱ達が出てきました。

山野草コーナー 花の終わったプシュキニアの葉が伸びています。
玉咲サクラソウの白と紫、その足元には綺麗な銀葉のアサギリソウ、ワラビみたいに見えるのはうつむいて咲くピンクのイカリソウの蕾です。
ギボウシなど この端正な斑入りに感激します。ちいさく細い葉のギボウシです。生協の店舗前で、春と秋に庭から持ってきた山野草を売る「おじさん」から数年前に買いました。品種名はわかりません。

ギボウシの奥、紫色に見えるのは、紫ニガナ黒葉ニガナです。花は黄色ですが、芽吹きの葉の色が素敵です。

紫ニガナ黒葉ニガナの右横は蕾をつけたハナシノブ、左の緑のかたまりはバイモです。まだ花は咲きません。

小さすぎてうまく全体写真に入れない新芽たちです。

コゴミの芽 斑入りハルサメソウ タンナチダケサシ
丸まってる・・・たぶん
コゴミ
苔の手前に
斑入りハルサメソウ
とても繊細な葉
タンナチダケサシ

楽しみなのはやっぱり薔薇。今度の変遷には花の写真をアップできるかしら。。。。。

クリスマスローズと薔薇メイデンズブラッシュ・グレイトの新芽 「こんにちは、期待してるわ。」とクリスマスローズが、薔薇メイデンズブラッシュ・グレート(Maiden's Blush,Great)の新芽に話しかけます。
薔薇ヘリテージの葉 薔薇ヘリテージ(Heritage)の新しい葉

次は2002年6月の庭です。

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