こんにちは。 たしかに、捨てる神あれば拾う神ありです。来る日も来る日も、球根が球根がと泣いていましたら(やや嘘)、休日早朝に、ピンポーンと呼び鈴の音。まずい!お約束のレッスンだったっけ?!あわてて玄関に行くと、ご近所の園芸友達。最近ネットをはじめたと言う事で、ご挨拶にと片手にビオラの苗。ホッホッホ、園芸歴で遅れをとっても、ネットでは一年が一世紀並みの貫禄を持つ世界。やっててよかった、ほーむぺえじ。 この「春は名のみの風の寒さ」にビオラの苗とは・・、異国の人ならいざ知らず、つい目と鼻の先に住まう方からの贈り物、如何に?と訝る気配を察したか、彼女「温室で種から育てたら、もう花が咲き始めて・・・・」と。そういえば、前たしか言ってたぞ。冬越しのために温室が欲しくて、パパにお願いした、とかって。ほーほー、パパかぁ。淳子さんもご主人に頼んでみたら?パパァ?欲しい物があるのぉ、と甘えていって御覧なさい、とね。ま、その手は使えませんけど、うちでは。一度、パパって言ったら「僕はキミの父親ではありません。」と口きいてもらえませんでした。 次の日曜、(ちゃんと名前を呼んで)行きたいところがあるんだけどぉ。相棒を運転手にして買出し。コンテナも土も捨てるほどあるでしょ?と言わないで、皆雪の下です。掘り起こそうと努力はしましたが、雪と言うより氷になった分厚い塊は、手をつけないほうが良いようです。埋れたコンテナを割ったり、植物を傷つけるのが関の山ですから。 久しぶりの園芸店にルンルンで、ジャンケンにわざと負けて、相棒にお昼をおごっちゃった私。(ウンと悔しがったのは見抜かれないため、芸が細かい)家に戻って、外はまだ寒いので、台所で新聞紙を敷いて植え込み作業。通路も邪魔しているので、居間から冷蔵庫までの道のりが緊急工事中の様相。みんなイヤーな顔しているが、恐ろしくて口を出せないらしい。「あーん、頂いた苗がピッタリ収まった、ウレシー」と叫んでも知らん顔してる。 小さなビオラの苗6つが御行儀よく並んで、まだ余裕がありますが、暖かくなれば、ひしめき合うほどに成長する筈です。家の中に置くなら、コンテナはこのくらい優しい色合いがいいですよと、店のオーナーは言っていました。これもいずれ苔むせば、それはそれで素敵ですよね。(右写真) ずっと前に、どこかのおまけで貰ったプラ鉢のプリムラも黒いモスポットに植え替えて、こちらは、はじめから渋いです。御召し替えして、どんなかしらと、鏡の前でプリムラは気取っています。 2月20日 淳子 |