こんにちは。 どんなお茶を飲んでいますか? 最近よく、中国急須(茶壺)を雑貨店で見かけます。デパートの紅茶売り場の横に、やたら中国茶が並んでいます。どうやらちょっとした中国茶ブームらしいですね。テレビを見ないので流行り物に疎くて、人より何テンポも遅れてしまいます。NHKでも中国茶について放送していると知った時は、もう放送も終盤との事。見る暇もないのだけれど、知らなかったのは、なんだか悔しい気分。 さて我が家では、朝は息子の好きなミルクティーです。時々甘い香りのフレーバードティーで遊ぶ事もありますが、結局はコクと甘みがミルクによくあうアッサムに戻ります。 午後、ゆったりティータイムを楽しめる時に、色々なお茶を試します。友人から貰った薄手の猪口を茶杯にして凍頂烏龍、とても美味しいのですが、ちびちびやっていると、なんだかキッチンドリンカーみたい。相棒は私の煎れた紅茶や中国茶をおいしいと言わないので、一人でいれて飲みます。それがなんとも、わびしく手酌で・・・って感じになるのです。 キーマン紅茶は渋味がなく、煙ったような香りが東洋的で、赤みの強い色が鮮やか。イギリス紅茶と違って沸きたてのお湯を使わないので、テーブルで魔法瓶からのんびりと煎れられるのもいいです。 (写真はレケナウルティア別名初恋草と魔法瓶) ところで、一度アッサムを切らして、キーマンでミルクティーにしましたら、もっさりとした味わいで、まったくいただけませんでした。息子もヤレヤレと言った顔、それでも文句を言わないところは父親譲り。これはやはりストレートで、甘いぽってりとしたお菓子にあいますね。 今日は時間があるので、私にしては珍しく、リンゴのワイン煮を作ろうと思い台所へ。頂き物のリンゴを、昨日の飲み残しの赤ワインで。甘く柔らかく色も美しく仕上がれば、キーマン紅茶に、きっと合うと思ったのです。 相棒が慌てて飛んで来ました。ヒトカケラたりとも使ってはならぬと言います。ワインならまた買ってきてあげるのに・・・、そうではなくて、リンゴ。この時期、たいがいのリンゴはボケてしまうのですが、フジなのに紅玉ほどの大きさのせいか、実は固くしまり酸味と甘味がバランスよくジューシーです。 おやつに丸かじりを楽しみにしている相棒は、目を剥いて怒っています。わたしは黙って引き下がりました、午後の果物は太るのよ、とも言えず。 2月26日 淳子 |