| こんにちは それでも午前中は、ただ寒いだけでした。昼の時報を聞いて、ふと見ると外は雪降り。またもや景色は冬です。これは天気予報官と空の密約によるものでしょう。天気予報は午後から雪で、明日もこのまま冬型だとか。ちょっとは裏切って欲しいけど。 晴れが続けば、途端に人気の無くなる庭のレストラン。でも今日は朝から、雀の大群と、夫婦者のヒヨドリと、フーテンのツグミで盛況でした。メニューは、端をお愛想にかじって、持ち帰った娘の給食のパン。雪が本降りになる前に、綺麗になくなりました。  相棒が、大切に大切に味わっていた小ぶりの「フジ」も、とうとう終わリました。11月に収穫したとして、4ヶ月も貴重なビタミン補給に貢献する、この美味なるリンゴ、フジは、リンゴの王様ですね。雪国にふさわしい果物です。いくら誉めても、胃の中に消えたものが戻るわけは無く、相棒は愁色の面持ち。追加オーダーをせがむ鳥の声、いつもならリンゴの芯を投げてやれるのに。 ところが渡りに船でした。ずっしりと重いボンタンを頂きました。聞くところによると、柑橘類の王様と言うのですってね、ボンタンは。  こちらの王様は丸かじりは無理、厚い皮を剥いて、一口大にほぐすのは私。次から次へと口に頬張るのは相棒。「美味しい」と言ったのと、「おなか冷えるね」と言ったのと、どちらが先だったか。 あのぉ、ご自分でなされば？ゆっくり召し上がったほうがいいですよ、南国の果物は体を冷やすと言いますし。 （写真左は相棒仕事用の椅子、右は台所カウンター『割烹ボッタクリ淳子』で一杯やる時の椅子とボンタン） 3月9日 淳子 |