こんにちは。 松葉ボタンなんて・・・と、ちょっと馬鹿にしていたんです。子供の頃から、見飽きていたし、手入れの行き届かぬ砂利の敷かれた炎天下に咲く花、と言うイメージでした。 誰も持っていない、珍しい花を、どこか遠い異国にしかない原種の花を。そんな風にいつか、マニアックになっていた事を、反省。 買ってきた松葉ボタン、懐古趣味かなぁと思いつつ、でした。 コボレダネのステッパはまだ赤ちゃんで、10センチくらいです。その前で松葉ボタンが咲きました。右側に寄り添うように、ミセバヤ。これも古くからの家の庭には必ずある花でした。思いがけない組み合わせに、はっとさせられます。 へぇ、なかなかだなぁ、と見直すと、「庭主さん、気の利いたところに植えて頂戴よ。それにアタシ、ポーラチュカよ、松葉ボタンなんて、モドキっぽい名で呼ばないで。」 ・・・おやまぁ、失礼しました。 9月11日 淳子 |