こんばんは。 残暑と言う言葉も、そろそろ色褪せてきたように感じます。 昼間の陽射しの強さは、秋を長持ちさせる為の、残り火のようなものです。 石畳の上にサンダルから裸足の足を乗せてみます。 そろそろ恋しくなってきた土鍋のような温もりがありました。 ウメモドキの実が色付き始めました。 少し青いところもあって、小さなリンゴみたいです。 庭に点々と赤色が現れたおかげで、五色ドクダミの赤やミナヅキの赤と響きあって、 ちょっとキザに言うと、秋のカノンが聞こえてきそうな、というところです。 こんなに美しい秋なのに、白い天使は浮かない表情です。 気のせいでしょうか。 9月20日 淳子 |