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おはようございます

3日間、朝、庭に出ませんでした。
みんな急に冷たくなった恋人のように、よそよそしかったです。

ほころびかけたバラの蕾。茶色くなった紫蘇の実。いくつも開いた一重のダリヤ。
ひとつひとつに、ご無沙汰の詫びを言うようにカメラを向けて周りました。

足元に、またずいぶん伸びたスイトピー。
黙って消えてもらおうと思っていたのを、たった一人に打ち明けたら、
その人は、「雪の下で、冬を越すかも知れませんよ。」
スイトピー
白花セットの種袋に入っていたスイトピーの種。
季節外れに庭にこぼした、いたずら。
芽が出ると、細くカールしたひげに驚きました。
これはこのまま、花も咲かずに枯れるだろう、しでかした失敗を内緒事にすりかえました。

叱られるかとビクビクして見上げたら、ちょっと困った笑い顔。
優しい言葉はその笑顔。
でも安心して、失敗を繰り返してはダメ。
頂いたスイトピーの種は慌てず、春を待って、蒔きましょう。

寒くなって元気に葉を茂らせたプリムラ。すごい!これは2回も夏を越させた!
・・・失敗はすぐ忘れます。
さすが、植えた場所が良かったのね。夏は日陰になるシャラの木の下。
野菜の葉っぱのように美味しそうだ、と見つめたら、
白い蕾がありました。
ダブルプリムローズ
こういうことは、すぐ、報告しなければ。
10月30日 淳子

スイトピーは翌年の春(2002年5月15日手紙)めでたく咲きました。