おはようございます。 切らずにおいたモナルダが、棒付きアイスキャンデーになっている朝です。 7時過ぎ、庭の端に朝日があたり始めるこの時間が、一番冷え込みますね。強い霜が降りて、庭の植物はみんな、シルバーリーフに変身です。 雪の庭とはまた違う趣です。植物が冬の裁きを受けているような。 寒いと分かっていても、庭に出たくなります。ビオラもバラも凍ってうな垂れているのです。霜柱の立った小道を歩いて、どうしても一声かけたくなります。昼間には、お天気になるはずだから、ちょっと我慢ね、と。 霜の庭の美しさは、植物が身を犠牲にして醸し出すので、私も一緒に庭に立ちたくなるのでしょうか。 不思議な事に、庭に出た瞬間、ガラス越しに見ていたより、寒くないのです。ものの5分も経たないうちに、手が、かじかんできました。 ああ、野沢菜をだすの、寒くていやだなぁ、と思います。 感情が感覚を助けていた事に気付く、朝でした。 12月5日 淳子 |