アケビ Akebia quinata
ツルの植物は植えて3、4年から本領発揮といいますが
我が家のアケビも、植えて4年経ちました。
居間から正面に見えるアーチに這い上がったアケビのツルが
毎朝あらたに増えて、絡まり所を探すようにフラフラ風に揺れているのを見ると
ちょっと、ぞっとします。
それが庭に出ると、視野から外れたツルのことは忘れて
咲き始めた花や、見え始めた新芽にばかり、気を取られてしまいます。
だから今朝は、メモに「アケビツル切る！」と大きく書きました。
伸び始めた柔らかい時に切らないと
あとが大変です。
あっという間に伸びて、近くの植物に手当たり次第絡み付き
すぐに木質化したツルは、絡んだ相手をひどく締め付けます。
ツルはこんなふうに厄介ですが
手のひらを広げたような五枚の葉は涼しげ。
薄紫の雌花と雄花は近寄らないと形ははっきり見えませんが
今年はたくさん咲いたので
遠目にも紫色の花が咲いている、と確認できます。
今まで、実がなった事はないけれど
今年はどうかな。
2005年5月12日
