庭の変遷 その18 2002年8月
真夏の庭と竹退治
上の写真のバラ「メアリーローズ」が花を休ませると、その奥のピンクの芙蓉が咲き始めました。 庭造りをはじめるずっと前に、ご近所の方に頂いた芙蓉は、その花の大きさと色のため、なんどか場所を移動させられましたが、そんな事は、ものともせず、毎年見事に咲いてくれます。今年は一段と花付きが良かったです。 中央の茂みはメアリーローズを中心に、今年植えたポリアンサのバラ「マリーパヴィエ」は地植えで、バラ「マダムブラビ」が鉢植えで置いてあります。 |
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庭のほぼ中央。ほとんどが多年草です。去年小さなキッチンガーデンを作ったところは、勝手に増えたコレオプチス「アメリカンドリーム」が涼やかな黄緑色の葉茎に、少しあせたようなピンク色の花を咲かせています。 手前のコンテナには、頂きものの苗や、種からの一年草などを植えてあります。 |
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テラス前の花壇は昨年までピンクの修景バラが幅を利かせていましたが、あまりの元気のよさとその豪快過ぎる棘に辟易して、掘り上げ別の場所に移植しました。 今年の主役は白いカクトラノオです。昨年1株植えましたが、今年は恐ろしいほど増えて出てきました。半分は抜いて友達にあげましたがこの調子で増えると・・・来年は・・・。 でも真っ白な花がとても綺麗です。 夏咲きのクレマチスが咲き始めています。 |
玄関横のスペースは10年以上前にプロの庭師に黒竹を植えてもらいました。植えて数年はおとなしかったのですが、しっかり根付いてからは、毎年春先にたくさんのタケノコが出ます。すこしボヤッとしていると、ジャックとマメの木みたいにある日大きく伸びています。昨年からは、タケノコはとても離れたところからも出るようになりました。私には見えないところで、猛烈な勢いで陣地を拡大している・・・何か無気味なものさえ感じるようになりました。
今年の春、相棒が「このままにしておかない方が良い、これは大変だが退治してそのあとにバラでも植えたら?」と言いました。
彼の口から、バラを植えよう、の言葉が出たので、天にものぼる気分。もう一度、ブルドーザーになろうと決意。
しかし、笹や竹は、いきなり掘っても手におえないので、まず6月に地上部をすべて刈り取りました。太い竹はのこぎりで、細い笹は鋏で。その後新芽が出るのを発見したら、なるべくすぐに切ってしまいます。
これを続けて2ヶ月、いよいよ今日は根を掘りおこしました。
つるはしとシャベルを使って、相棒と交代で、と言うか時々私も手伝う程度ですが、これはなかなか力もいるしワザもいることでした。
つるはしは力任せに扱ってはダメ、こうしてつるはし自体の重みでコンコンと・・・。 | |
1メートル以上に伸びていた黒竹を、根元から切って2ヶ月たっていても、根はまだ充分生きているようでした。 | |
右下の部分が黒竹のあった所。 2003年4月の状態へ 通販で頼んだアーチを置きました。庭友達が同じ物をすでに庭に設置していたので、実物を見て安心して私も頼んだ、というわけ。 この場所は建物の近くですが屋根からの雪が落ちないところ。日当りは午前中はあまり当たらないのですが、まったく日影と言うわけではありません。強い品種を選べば、きれいなバラのアーチも夢ではないと思います。 |
新たな植栽可能なスペースが生まれ、楽しみです。土作りしながら、少しずつ植えていきたいです。