暮らしのつぶやき
5 漬けもの
私の宣言 『2001年を漬物元年といたします。』 ・・・ま、カレンダーも半分以上過ぎてからでは、ナンデスガ。・・・あ、年齢も。 殿方というものは、年を重ねるにつれ、「我がまま」になるように思います。近年、相棒も、昔のおばあちゃんのぬか漬けが食べたい、などど言い出しました。おばあちゃんとは、相棒の母上の、またそのご母堂様。明治生まれの頑固者だったと聞いています。 私のような、イカシタ(イカレタ?)職業婦人に、ぬか漬けなんぞ、似合わないね、とずっとノラリクラリ、かわしていましたが、「甕で漬けると、カッコいい感じだよねぇ。」の一言で、簡単に落ちました。♪子糠雨降る御堂筋。 「塩は赤穂の天塩、それとも、フランス・ゲランドの塩、はたまたテキサスかモンゴルの岩塩。糠は生糠。無農薬のお米を、家で焙煎、じゃなかった精米して、その糠で。」と言ったら、「米作りからするつもりなら、農地解放を謳っている豪農の友人に話をつけよう。」ときた。・・・っとっとっと、冗談だよ。それにしても舌先三寸の女房によくぞ応戦したな。 赤唐辛子や昆布、ショウガ、ニンニクなど入れて、捨て漬けするうちに、だんだんと「らしい味」になってきました。朝晩何があっても、かき混ぜます。コツは、これっきりであります。酸っぱくなりかけたら、赤唐辛子を追加。万が一の事も考えて、粉カラシも用意しておこう。追加用の米ぬかも買いました。1キロ100円でした。残った分は庭にまきます。 研究研究と様々な漬物系サイトを覗いていたら、プレゼントコーナーがありました。悪運の強いやつ、一夜漬けの甕が当たりました!(手前の)。2.5キロの重石もついていましたが、こちらには粕と味噌を混ぜたみそ床を作って、野菜を放り込んでいます。 あなたも一緒に、落ちてみませんか?涙に身を揉む甕の中。 |
08/24/2001