暮らしのつぶやき
12 紅茶うがい
子供達が小学生の頃、冬になると毎日水筒を持って登校しました。水筒の中身はお茶、うがいに使うためです。 学校からの「保健だより」で、風邪予防に緑茶のうがいが、とても効果のあることの説明があり、毎日お茶を持たせるように、とありました。 お茶は出がらしでよく、薄くて結構。わざわざ、このためにいれなくても、朝飲んだ残りを薄めて入れて持たせてください、との事でした。 長野県民は総じてお茶が好きですから、緑茶のない家などは滅多にないのでしょうか。我が家は、珍しく緑茶をガブガブ飲まない家風(?)。仕方なく、お茶うがいのために、一番安いお茶の葉を買いました。 朝の忙しい時に慌てて水筒に詰めて、「熱過ぎて、うがいができないよ。」と子供に言われる事もしばしば。それに「渋すぎる。」とも。「だったら水で薄めなさい。」と親子して自分の不精は棚に上げる性格。 子供達が大きくなって、水筒も朝の慌ただしさもなくなり、生意気な息子は朝一番にはミルクティーを欲しがるように。この頃には、お茶うがいも広く世間に知られ、お茶は紅茶でも良いと知りました。 ひとりで飲んでも二人でも、紅茶は、なぜか大きなポットで入れたほうが美味しいです。少し残った分を、紅茶うがい用に取っておきます。 時々は気分を変えて、そこに、ハーブティーのティーバックとお湯を足します。香りのうがい薬(?)のできあがり。 できればハーブはミントなどが好ましいのですが、リンゴやブルーベリーの時も。どうせ飲まないので、薬だと思えば少々おかしな香りでも平気です。 |
02/20/2002