その12 2001年6月中旬
外水道まわりのあれこれ
ずっと外水道は特にシンクを設けず、水は30センチ下の駐車スペースに流していました。それでは、あまりだからと自分で赤いイギリス産の砂利を敷いて半煉瓦で囲んだの昨年春。その時、さりげなく砂利道スペースに植栽部分を作って堆肥や腐葉土をたくさんいれて、一冬寝かせました。左写真は、今年の春、バラ「オールドブラッシュ」を植えたところ。 剥き出しの水道栓も、花壇の囲み方も、いまひとつ気に入りません、自分でやったのに。 |
下写真↓が、建物沿いの花壇です。作成は1999年秋。
軒下で雨が当たりにくいのと、午後は、かげる場所です。ラムズイヤー、シュウメイギク、コニファー、シュウカイドウ、小判草、ミソハギ、アガパンサス、ホウセンカ、アルメリア、斑入りカキドウシ、アイビー、いただき物や御試し植物を植えています。テラコッタの兎と木の柵で軒下の空気穴を隠しています。 |
建物沿いの花壇が↑直線ですから、こちら↓も真っ直ぐが良いだろうと、残っていた煉瓦を使って作成しました。
煉瓦の色、種類が違うのは、残り物利用なので、仕方ないです。 いつものように、セメントを使わず、ただ重ねるだけ。『いつでも壊せる』が合言葉。 |
剥き出しの水道栓は不凍栓付き(この赤いのも、イヤだけど・・・・。)取っちゃいたい、と言ったら怒られた。。。
黒いアイアンの花台の中に、立ち水栓を入れて、緑の麻縄でグルグル巻き。ツル植物が這い上がれるように、です。このヒントは、ピーコさんのお庭で頂きました。 花台に載せたのは、クラマゴケと貰い物の名前不明の下垂する草、花は赤紫で春先咲いていました、それとすっかり黒くなったモスの熊さん。 |
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上の写真の足元です。斑入りのアイビーと白花のハンショウツルを植えました。はやく茂って赤い不凍栓を隠して欲しい・・・・。 |
芝のエッジ整えと、雑草抜きと、針葉樹やツゲの散髪
何も考えず、ひたすら鋏を動かしたり、地面に這いつくばったり、何よりもストレス解消。
でも体は、ちょっと疲れた。休憩。 風が冷たいので、熱いコーヒーにしました。庭でお茶、至福のひとときです。 石畳の間からは、コボレダネの二ゲラがたくさん出ています。 |
普通の高麗芝ですが、エッジが整うとそれなりに綺麗。
芝の左はセラスチューム、花が終わったので半分以下に刈り込んで蒸れないようにしました。タイムやセージ、ルー、サントリナ、サラダバーネット、ラベンダーのハーブコーナーには春に種まきしたコーンサラダも植え付けました。ラベンダーの花はそろそろです。 | |
池は噴水が壊れたので、時々水を代える事にしました。立候補によって、その担当は相棒です。池の底に五色砂利を敷いて、メダカは6匹、元気です。 池の一辺の煉瓦を半分に切って柵を立てました。宿根アマが倒れて池に飛び込まないようにです。柵から乗り出して咲いているのは、ミニバラのグリーンアイスです。 ミニスイレン、ウォーターレタス、ホテイソウのお馴染み以外に、今年は水生植物を奮発しました。植えたものは5月23日付け手紙に書きました。 煉瓦を割るには、煉瓦タガネを使います。煉瓦の角に刃を当てて、金槌で叩くと、ある時音が変わって、パカッと割れるのです。なかなか、気持ちいい作業、でもカケラが飛ぶので気をつけて。 |
現在の庭の様子です。まだ多くの花が蕾です。写真だと、いかにもモシャモシャしていますね。
左はホワイトガーデンコーナー。デルフィニュームの白がこの後すぐ満開になりました。 右はテラス前の花壇。一重のバラのまわりに20種類ほどの草花を植えてあります。開花中は桃葉キキョウ、リナリア、パンジー、アりウム2種、宿根アマ、ディアスキア、ブラキカム。この花壇の作成も1999年秋でした。 |
庭も場所によって、私が手を入れはじめてから4年経つところ、2年、3年のところ、それぞれに味わいを出してきました。この間、自分のホームページを作ったり、様々な人に巡り合ったり、時には落胆と失望の思いにくれる事もありました。変わらなかったのは、庭への情熱でした。憩いの庭は少しずつ成長してきました。これからも、裏切らない静かな庭を信じ続けます。