1999年1月〜3月日記
3月21日春分の日
暑さ寒さも彼岸までというはずですが、言葉をなくす朝です。たっぷりと湿気を含んだ雪は冬の亡霊でしょうか。それともあの紫が幻想だったのか・・・。 |
3月18日
最高気温が20度を越えてまるで5月の陽気。息子の中学卒業式のこの日を待っていたかのようにミニアイリスが咲きました。春の花は黄色が早く咲くと思っていたので青みがかった紫が突然現れてホントにびっくり!
午後は芝生を少しはがして物干しを移動して庭の新たな変遷の幕開けです。どうなって行くのかは乞うご期待!!
煉瓦の小道の横に去年初めて植えたミニアイリスです身の丈10センチ程 |
3月13日
庭のすみに硬く残っていた雪がやっと消えました。そこで肥料を庭木の周りに施しました。毎年この時期に行っていることですが去年から私の仕事です。この肥料はおじいちゃんが自分の庭と我が家の庭のために用意してくれるもので、懇意にしている園芸店の社長特製品(?)、これじゃなきゃだめ、とか言ってるけどホントかね。10キロ2500円也。牛糞とか鶏糞とかを自分で調合すればいいんだろうけど・・・ま、これからおいおい研究しますか。さて庭木の様子は梅(豊後)の花芽がだいぶふくらんで梅の木が薄紅色に微笑んでいるようです。キングサリは1月から比べると2センチほど新芽が伸びました。石楠花の花芽もアセビも順調。肥料を蒔いていると小さな虫が飛んでいます。いよいよエンジンのかかり始めた春の庭です。
アセビ | 石楠花 | 梅 |
3月5日
まだ雪の残る庭ですが明るい日差しに誘われて、ついふらふらっと庭へ出てしまいました。立ち枯れて茶色になった茎を刈って、腐葉土と化しつつある葉っぱを整理すると新芽を発見して大喜びです。
我が家で、はじめての冬を経験したサントリーナ、ルー、セージ、ヒソップなどのハーブも寒さや雪には負けなかった様です。2年目のレモンバームは一番元気で領土拡大を狙っている様なので要注意。去年キャットミントは暴れそうだったので掘り上げてコンテナ植えにしましたが、レモンバームも大地に根を張らせない方がいいのかな?あと、もう暴れ始めてるのが斑入りカキドウシです。ハンギングや日陰のグランドカバーに重宝しましたが、他の植物がおとなしくしている間に陣地取りを楽しんでる。おまけに先祖返りして斑も消えて毛深い葉っぱが憎たらしい・・・。
そんな色気のない庭に突如現れたのが黄花節分草(写真)です。毎年我が庭の一番乗りの花ですが、今年はスノードロップに先を越されたね。でもスノードロップの白は冬との決別を、あなたの鮮やかな黄色は春の訪れを感じます。
さて、午後になって強い南風が吹きました。春一番でしょう。
2月21日
ポカポカ暖かい日があったかと思うと、横殴りの雪が降ったり、春と冬がせめぎあう毎日。それでも日が長くなり日差しが強くなって、長い冬眠から覚めつつある庭の植物達です。シャラの木、ドウダンつつじ、キングサリなどの芽が見るたび伸びている様に思えるのは親ばか?
ところでこの時期は鳥の食べ物が一番ないときなのでしょうか、それか春になって食欲が出てきたのか、庭に少しばかりの食べ物を置いておくとあっという間になくなります。りんごとご飯では雀はご飯のほうがお好き。ヒヨドリはブロッコリーの葉っぱが好き。ヒヨドリよりひとまわり小さくて雀の様にふっくらしていて目の上に白い線がきりっと入った鳥(写真2)、これはりんごにしか目がないようです。毎日見ていると鳴き声でどの鳥が来ているかわかる様になります。
(写真2)名前がわかりました。 つぐみです。すやさんありがとう。 |
ある日いつもと違う雀の苛立った声、何かに怒ってる。?と思ってそっと覗くと寒さでカチカチに凍ったご飯と格闘していました。歯じゃなくてくちばしがたたないようで怒ってるわけだ。かわいそうやらおかしいやら・・・。
あと、ヒヨドリはちょいと意地悪、自分はりんごを食べないくせに、ひとまわり小さい例の鳥がりんごを食べようとすると攻撃して追い払うんです。俺の縄張りだ、とでも言いうように。でも、雀にはちょっかい出しません、大きさが違いすぎて住む世界が違うのか一緒にいても知らん顔。こんな様子を見ていると、鳥には鳥の社会があるんだなあと思いますね。(左上の写真は1月によく来ていたメジロ、最近来ていません。)
1月28日
ここのところの、この暖かさはなんだ?来月は確か二月にはず。それが、一ヶ月すっぽり抜けて三月っていってもいいくらい。庭の雪もどんどん溶けて、去年植えたままのブロッコリーが姿をあらわした。なんと葉は鳥たちのビタミン補給材となり食べ尽くされ、私の口に入るはずだった花芽は農家のお友達の予言どうり、・・・大きくなれませんでした。
1月15日
庭の積雪20センチ。ここからそれほど遠くない飯山や妙高では1メートルもの雪が降ったけれど、今のところ牟礼は平年並みの雪。大雪の峠も超えた様でひとまずホッ。
名前はわからないけれど綺麗な小鳥が数羽お隣のもみじに来て、何か一生懸命食べてる様子。なんで我が家には来ないのよー、木が小さくて枝振りがまばらなので落ち着かないのかな?でもそのあと、うぐいすが1羽やってきた!ホントにうぐいすもちみたいだネエ(当たり前か)。すぐにいなくなったけれど、梅の花が咲いたら、また来て一声聞かせてほしいものです。
1月3日
庭の積雪5センチ。これくらいだと花壇や小道の輪郭を見せながらの風情ある雪です。去年の秋に植えたクリスマスローズは寒くなるにしたがって、元気に大きくなって緑つやつや。春になったら良い花を咲かせておくれ!クリスマスには赤い実をたくさんつけていた梅もどきも、雪つづきで食糧難になったヒヨドリや雀たちに食べつくされました。そろそろりんごを提供しましょうか。
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